戯れは終わりだ

戯れ言です

同窓会という失敗合コン

ビバ

同窓会ってあるじゃないですか。小学校か中学校か高校かは置いとくとして。

初めて行ってみたんですよね。先日。で、これがまぁなんていうか微妙だったという話でして。

その理由を考えました。

  1. 昔あったことしか話題の共通項となり得ない

    ま、そりゃそうですわな。それ以外だと、TVの話題、天気の話題、とか?いやいや。なにその苦行。

  2. 見ても思い出せない、名前聞いても特徴を思い出せない

    小学校の同窓会行ったんですけど、もう忘れてます。ほぼほぼね。覚えてないわーって言いにくいでしょさすがに。

  3. 突っ込んだ話がしにくい

    男で名字変わったやつとかいて、「親離婚したの?」とは訊けない。「養子?」ともやっぱ訊けないだろう。

  4. 昔の話題にしても、お互い覚えてることがかなり違う

    「おまえ、〜だったよなあ」みたいなのをこっちではまるで記憶してなくて困惑しかない。

ということで

同窓会って微妙ですね。

盛り上がったのはもともとFBで繋がってる人とだった。やっぱ普段から連結をもっておくべきだな。

モチベーションを得るための漫画

モチベーションとは心地良い状態へ行く欲求

さて、モチベあげ漫画といえばこれ

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

まんが道!!

そして、これ

キラキラ!

そして

さくらの唄

そして

神童

どうだ

育休、産休が叩かれがちなことの本質

そのひとが居ないことで、わたしの仕事がががががとかいう論調

いや、それ、その人が退職したとしても同じでしょ!

マネージャー がががとか、そういうのは、まぁあるし、そもそも会社の制度としててて、てのもわかる。

でもね

結局は結婚&出産という二大クエストをクリアして、育児というクエストをしている人への嫉妬ですよ。嫉妬。

なぜ嫉妬になるか?

お金をもらって出産、育児をしているから。

いや、それ、ぜんぜん満額でてませんから!残念!

なぜ嫉妬になるか?

好きなだけ休んで復帰できるでしょ

いや、本人はギャップ後の復帰に超不安もってるから、残念!

なぜ嫉妬になるか?

自分がこなしてない人生のクエストをこなしてるから

いや、それ、完全に君の問題だろ!残念!

それにしても、劇団ひとりの、はた・にゅーよーく面白かったなぁ

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

嫉妬の世界史 (新潮新書)

嫉妬の世界史 (新潮新書)

嫉妬をとめられない人 (小学館新書)

嫉妬をとめられない人 (小学館新書)

ブレードランナーとわたし

ブレードランナーというとても特殊な映画について個人的な体験を書きます。

大学のときでした。ブレードランナーっていう名前からして、おそらく走る映画だろうと思ってたくらい知らないころです。〜ランナーってタイトルは他にもあって(炎のランナーとか)、それと混ざってたり、あとは、ブレード〜というタイトルが、ブレイブ〜みたいに誤認知してたりで、なにしろ全然しりませんでした。

それでも勧められてみてみたのが、ブレードランナー 〜ディレクターズカット〜 です。ディレクターズカットは、一番最後くらいの編集で、デッカードによる独白がまるで入らない、また、ユニコーンの折り紙とデッカードの夢のリンクなども散りばめられたものです。これは所謂デッカードレプリカント説を暗にほのめかすもので、これが至高だという声がおおい気がしますね。

その当時はJM(たけしとキアヌが共演する怪作)とかが公開されたかくらいの時期で、SFがちょっと盛り上がってたきがします。フィフス・エレメントとかもそのちょっとまえとかかな?、マトリックスは、、どうだったかなぁ。で、ブレードランナーと並び称される名作SFの金字塔として、未来世紀ブラジルという映画がありまして、これもかなりマニア受けする内容です。あと、不思議惑星キン・ザ・ザとかも流行ってて、SF 見るのがかっこいい、という雰囲気でした。少なくともわたしのまわりは。SF映画のはなしをして、鉄拳2で対戦する、という青春。

ま、そのうちエヴァンゲリオンという問題作がはじまったりして、すべてな流されていったような印象ですが。エヴァのあとはナデシコとかミてましたね。映画もみました。映画の続編どうなったんだちっきしょぉぉぉぉ

で、そんな、なんだかんだで、シド・ミードメビウスリドリー・スコット、みたいなSFオタのキーワードとともにブレードランナーSF映画の代表作として私の中にすりこまれてしまいました。なので、リドリー・スコットが新作を発表したら期待したりしましたが、その後はそういう映画は撮ってない様ですね。

その後、続編の話がでては消え、出ては消え、と20年たちました。なんとツイン・ピークスがまさかの続編というものすごい年にブレードランナーの続編がやるということで、今年は何があったんだいったいという感じです。

しかし、海外での評判はいまいちだそうで、安心しました。だって、もともとそんな公開当時ヒットした映画じゃないですからね。その続編が大評判とか、ちょっと危ういじゃないですか。理解されないくらいがちょうどいいブレードランナーなんだと思います。

ブレードランナーの映画の内容についてはとくに語る口を持たないですが、攻殻機動隊とかに影響を与えたりして、いまのSF映画、アニメのもとになってますよね。そもそもはやはりシド・ミードのデザインなのかなぁ。。。シド・ミードってガンダムのデザインしてましたよね?スモーとか

という感じで、ブレードランナーっていう単語からこれくらいはさらっと引き出されるのですから、わたしのなかでのハブりょくは相当なんだなぁとおもいます。ブレードランナー

あ、原作も読みましたが、ハードSFですねぇ。ムードオルガンって単語のかっこよさが凄かったなぁという感想(幼並感

それ町のエピローグ「・・・それから」について

こんにちは。ネタバレですよ。

それ町それでも町は廻っている)は今世紀最高に良い漫画の一つであることに異論を挟む人は居ません。

で、ラストのエピローグについて思ったことを書いとこうと思ったので書きますね。

エピローグというのは最終話後の「・・・それから」というショートストーリーのことでして、時系列的には卒業何年か後の舞台、歩鳥は二十歳ですね。で、いくつかの事実が見て取れて、とても趣深いエピローグになっています。2巻登場の車椅子のおじさんがリハビリを経て杖で歩行できるようになってるのが印象的です。

そして、最後に静ねーちゃんが門石梅和であることが歩鳥にバレるシーン。このシーンは5巻の39話「夢現小説」に張られた伏線を大回収したシーンで、とても涙なしでは読めないです。あ、「かどいしうめかず」は「かめいどうしずか」のアナグラムですね。

回収した伏線は、静ねーちゃんが「犯人は探偵に見破れるのを恐れつつ、楽しみに待つもんだよ」のセリフ。「・・・それから」の最後の最後、歩鳥が静ねーちゃんを逮捕するようなイメージの画になっているのはガイドブックでも著者が言及してるとおりです。

いやー、何度読んでも楽しい漫画ってのは人生でいくつも出会えるものではないので、作者には感謝しかありません。

勉強とは

プログラミングの世界の概念というか、手法で、memoize ってのがありまして

一度計算した結果を覚えておくことで次の計算のときには実際には計算せずに覚えていた結果を返すことで、そのぶん速くなるというキャッシュ機構のようなものなんですが

これって人間の勉強の殆どの部分が該当するなぁって想いました。

いまって、google で調べるとほとんどのことはわかるじゃないですか。で、勉強してると、ググらなくてもそれを言うことができる。

本質的な理解とかが必要な場合はその限りではないですが

こうかんがえると、人間ってのはただのキャッシュなんだなぁって想いました。揮発性のメモリが相互接続しているのが社会なんだなぁって

ま、それだけです。

3巻以内で完結してる漫画でオレのおすすめ5つを貴殿に

www.lifelogweb.com

に触発されてオレ的まとめを

あと、 moment.hateblo.jp とかぶるのは省いてます


1.さくらの唄

甘酸っぱい青春の欠片を予感させるはじまり、その崩壊からのエンディングは、少年誌で連載していた名作「キラキラ!」 のアナザー世界線のようでもあり、もっとちがう黒い深淵のようでもある。独特のラスト、読後感とともにトラウマになること必至。是非高校生か大学生のうちに読んでほしい。小学生とかで読むとやばそうだ

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中学生か高校生のうちに読みたい青春の傑作。甘酸っぱいだけではないリアルで怖い現実とともにいただくデザートのような快作。エンディングはあまりにも印象的で忘れられない。


2.外道の書

外道の書 (九竜コミックス)

外道の書 (九竜コミックス)

絵が特別うまいわけでもストーリーが飛び抜けて突飛なわけでもないが、その独特でシンプルな線と、突き放した視点は、本の内容とマッチしていてとても印象に残る。エンディングも本のタイトルも印象的。


3.舞弥

女子主人公の空手モノというか格闘モノ。主人公カワイイカッコイイ。ちょっとアクションがわかりにくい場面とかあるけど、主人公が前半と後半で髪型が変わったりして、どっちも可愛くてよかった。もうちょっと続いてほしかったなって思う作品であり、コンセプト。


4.毒師プワゾン

菊地秀行の小説を読んでるかのような異能バトルモノ。パタリロの作者でもある著者はときどきこういうのを描くんだけど、これはそのなかでも出色の出来。あっさりまとまってて読みやすく、内容もよく、オチも見事、そして何度も読みたくなるという不思議な作品。

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5.

BLAMEの弐瓶さんによる短編(?)です。世界観はいつもどおり、ノー説明でスッとさしだされる異世界。この感じがいいですよね。ABARAの用語はシドニアにも継承されているので、シドニアが好きなら是非。下巻にあるDIGIMORTAL がまたクッソおもしろい。

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BLAME の起源のような作品。BLAME 好きならすぐ読むべき

さて、インターネットで漫画をおすすめされて、「あー、またこの作品のってるー」ってのがどうも気になったので、他では紹介されにくそうなのを選びました。

みなさんも自分史を振り返るつもりで自分のおすすめをインターネットにいるたくさんの人達におすすめしてみてはどうでしょうか?